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Amazonビジネスを法人で使う:登録の手順と、個人アカウントと分けるときの注意点

2026-10-11 Amazonビジネス・法人設立・インボイス制度

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緑色の台の上に並んだ電卓、付箋、ホチキス、カッター、クリップなどの文房具
写真:Volodymyr Hryshchenko(Unsplash)

結論

Amazonビジネスは、事業者向けの購入用アカウント(ビジネスアカウント)で使うサービスです。Amazonのヘルプによると、ビジネスアカウントは企業の種類や規模にかかわらず無料で作成できます。

法人で使い始めるときに先に決めておきたいのは、次の3つです。

  1. どのメールアドレスで登録するか。 個人アカウントをビジネスアカウントに移行すると、個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示されます。
  2. 支払い方法をどうするか。 カード払いのほか、審査のある請求書払いがあります。
  3. 買う前に、適格請求書が出る商品かを確かめるか。 出品者によって、適格請求書が出る場合と、支払い明細書が出る場合があります。

以下は、2026年10月11日時点で、Amazonのヘルプページと Amazonビジネスの公式ページを確認した内容です。

無料ビジネスアカウントの作成。企業の種類や規模を問わない
最大3営業日登録情報をすぐに確認できない場合の、手動確認にかかる日数
10年間適格請求書がAmazonに保管される期間(発行日=商品の発送日から)
Amazonのヘルプ「ビジネスアカウントを登録する」「適格請求書の発行について」(2026年10月11日確認)

Amazonビジネスとは

Amazonのヘルプは、Amazonビジネスを、ビジネスアカウントを持つ利用者がビジネス用品を買うときに使える購入の仕組みと説明しています。ビジネスアカウントでできることとして、同じページは次の3つを挙げています。

法人限定価格の対象は「対象商品」に限られます。すべての商品が安くなるわけではありません。

登録の手順

Amazonビジネスの登録ページを開く登録は無料
メールアドレスを入力する会社または仕事用のアドレスが勧められている
認証を済ませ、ビジネスの詳細を入力する
Amazonが登録情報を確認するすぐに確認できない場合、手動確認に最大3営業日
結果がEメールで届く確認が済むと、サインインして使える
Amazonのヘルプ「ビジネスアカウントの使用を開始する」より

ヘルプによると、企業情報を確認できなかった場合は、次に何をするかがAmazonビジネスからEメールで案内されます。届いたメールを読んで対応します。

確認を待っている間は、「閲覧アクセス」を使える場合があります。閲覧アクセスでは、商品の検索、価格や数量割引の表示などができます。購入、プライムビジネスへの登録、メンバーの追加は、登録と確認が終わってからです。

登録ページ(2026年10月11日に確認)には、組織を代表してビジネスアカウントを作成すること、組織を拘束する権限を持つことに同意する、という趣旨の記載があります。会社の登録は、代表者か、代表者から任された人が行いましょう。

PRAmazonビジネスの登録ページ(Amazon.co.jp)

個人アカウントと分けるときの注意点

登録の最初に決めるのがメールアドレスです。Amazonのヘルプ「ビジネスアカウントにEメールアドレスを登録する」には、次のことが書かれています。

場面ヘルプの記載
個人アカウントをビジネスアカウントに移行する個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示される
個人用とビジネス用で同じメールアドレスを使う2つのアカウントは自動でリンクされる
個人用とビジネス用で別のメールアドレスを使う手動でリンクでき、2つを簡単に切り替えられる
同じメールアドレスで両方を登録したあと、片方のアドレスを変えたいAmazonへの連絡が必要

同じページには、使い方についての注意もあります。

ビジネスアカウントと個人アカウントは、「アカウントの切り替え」で行き来できます。ヘルプは、他の人にアカウントを使われないよう、共有の端末ではこの機能を使わないことを勧めています。

独自ドメインのメールアドレスをまだ用意していない場合は、独自ドメインのメールアドレスを会社で使う手順の記事も参考にしてください。

支払い方法と請求書払い

Amazonビジネスの公式ページ「選べるお支払い方法」は、支払い方法として、クレジットカード、デビットカード、PayPay など、そして請求書払いを挙げています。

請求書払いについて、同じページの説明は次のとおりです。

審査があるため、登録すれば必ず請求書払いを使えるわけではありません。当媒体は、設立直後はカード払いで始め、請求書払いは審査に通ってから切り替える進め方が無理がないと考えます。

適格請求書(インボイス)の扱い

適格請求書が発行されるAmazon が販売する商品登録番号をAmazonに登録している出品者の商品
支払い明細書が発行される登録番号をAmazonに提出していない出品者の商品登録番号のない出品者の商品
出品者によって、受け取る書類が変わる(Amazonのヘルプより)

Amazonのヘルプ「Amazonビジネスの適格請求書の発行について」によると、適格請求書は、注文の発送後に、注文履歴または購買データからダウンロードできます。Amazonビジネスの利用者の適格請求書は、発行日(商品の発送日)から10年間、Amazonに保管されます。

あわせて、次の点も書かれています。

登録ページには、適格請求書発行対象の商品を絞り込める、との説明があります。経理で仕入税額控除の確認が必要な会社は、当媒体は、買う前に発行対象の商品かどうかを確かめる手順を決めておくと、確認漏れを防ぎやすいと考えます。インボイス制度の登録については、設立直後の法人のインボイス登録申請の記事で整理しています。

プライムビジネスは別の会員プログラム

プライムビジネスは、Amazonビジネス向けの会員プログラムです。無料で作成できるビジネスアカウントとは別に、プランを選んで登録します。公式ページ(2026年10月11日確認)のプランは次のとおりです。

プラン年会費(税込)対象
Duo無料個人事業主向け。Amazonプライム会員(個人用)が対象
Essentials5,900円最大5人のユーザー
Small13,500円最大20人のユーザー
Medium37,800円最大200人のユーザー
Unlimited270,000円ユーザー数の制限なし

同じページは、プライムビジネスの特典として、プライム対象商品のお急ぎ便・当日お急ぎ便の無料利用、購買分析ダッシュボード、購買コントロールなどを挙げています(Duo の特典は配送に関するもの)。申し込む前に、公式ページで最新の年会費を確かめてください。

運営者の視点

当媒体の運営者である Blue Aegis株式会社は、設立準備中の2026年6月に、法人印鑑3本セットをAmazonで購入しました(商品代3,820円)。

当媒体は、会社の買い物用のアカウントは、会社のメールアドレスで新しく作り、個人のアカウントと分けておく方がよいと考えます。理由は2つあります。1つは、Amazonのヘルプが、個人アカウントを移行すると個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示されると書いていることです。あとから人を加える可能性があるなら、最初から分けておく方が整理しやすくなります。もう1つは、適格請求書を注文履歴からダウンロードでき、10年間保管されるとヘルプにあることです。会社の購入を1つのアカウントに集めておけば、書類を探す場所が1つで済むと考えます。

まとめ

消費税の扱いなど個別の判断が必要な場合は、顧問税理士にご相談ください。

一次出典

本記事は公表資料と運営者の確認できた範囲に基づく整理であり、法的・税務的な助言ではありません。料金・仕様は変わることがあるため、お申し込み前に必ず各社の公式情報をご確認ください。