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Amazonビジネスを法人で使う:登録の手順と、個人アカウントと分けるときの注意点
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結論
Amazonビジネスは、事業者向けの購入用アカウント(ビジネスアカウント)で使うサービスです。Amazonのヘルプによると、ビジネスアカウントは企業の種類や規模にかかわらず無料で作成できます。
法人で使い始めるときに先に決めておきたいのは、次の3つです。
- どのメールアドレスで登録するか。 個人アカウントをビジネスアカウントに移行すると、個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示されます。
- 支払い方法をどうするか。 カード払いのほか、審査のある請求書払いがあります。
- 買う前に、適格請求書が出る商品かを確かめるか。 出品者によって、適格請求書が出る場合と、支払い明細書が出る場合があります。
以下は、2026年10月11日時点で、Amazonのヘルプページと Amazonビジネスの公式ページを確認した内容です。
Amazonビジネスとは
Amazonのヘルプは、Amazonビジネスを、ビジネスアカウントを持つ利用者がビジネス用品を買うときに使える購入の仕組みと説明しています。ビジネスアカウントでできることとして、同じページは次の3つを挙げています。
- マルチユーザーアカウントの作成(1つのアカウントを複数人で使う)
- 対象商品の法人限定価格による割引
- プライムビジネスへの登録
法人限定価格の対象は「対象商品」に限られます。すべての商品が安くなるわけではありません。
登録の手順
ヘルプによると、企業情報を確認できなかった場合は、次に何をするかがAmazonビジネスからEメールで案内されます。届いたメールを読んで対応します。
確認を待っている間は、「閲覧アクセス」を使える場合があります。閲覧アクセスでは、商品の検索、価格や数量割引の表示などができます。購入、プライムビジネスへの登録、メンバーの追加は、登録と確認が終わってからです。
登録ページ(2026年10月11日に確認)には、組織を代表してビジネスアカウントを作成すること、組織を拘束する権限を持つことに同意する、という趣旨の記載があります。会社の登録は、代表者か、代表者から任された人が行いましょう。
PRAmazonビジネスの登録ページ(Amazon.co.jp)
個人アカウントと分けるときの注意点
登録の最初に決めるのがメールアドレスです。Amazonのヘルプ「ビジネスアカウントにEメールアドレスを登録する」には、次のことが書かれています。
| 場面 | ヘルプの記載 |
|---|---|
| 個人アカウントをビジネスアカウントに移行する | 個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示される |
| 個人用とビジネス用で同じメールアドレスを使う | 2つのアカウントは自動でリンクされる |
| 個人用とビジネス用で別のメールアドレスを使う | 手動でリンクでき、2つを簡単に切り替えられる |
| 同じメールアドレスで両方を登録したあと、片方のアドレスを変えたい | Amazonへの連絡が必要 |
同じページには、使い方についての注意もあります。
- ビジネスアカウントを、ビジネス以外の目的(Amazon Photos や Amazon Music など)や、出品用アカウントの運営に使わない。
- ビジネスアカウントでサインインしている間は、個人用のデジタルコンテンツを買わない。ビジネスアカウントを閉鎖すると、そのコンテンツにアクセスできなくなる。
ビジネスアカウントと個人アカウントは、「アカウントの切り替え」で行き来できます。ヘルプは、他の人にアカウントを使われないよう、共有の端末ではこの機能を使わないことを勧めています。
独自ドメインのメールアドレスをまだ用意していない場合は、独自ドメインのメールアドレスを会社で使う手順の記事も参考にしてください。
支払い方法と請求書払い
Amazonビジネスの公式ページ「選べるお支払い方法」は、支払い方法として、クレジットカード、デビットカード、PayPay など、そして請求書払いを挙げています。
請求書払いについて、同じページの説明は次のとおりです。
- 1か月分の購入代金を、まとめて後払いできる。手数料は無料。
- 締め日は、5日、10日、15日、20日、25日、末日から選べる。
- 利用には、Amazonによる審査がある。
審査があるため、登録すれば必ず請求書払いを使えるわけではありません。当媒体は、設立直後はカード払いで始め、請求書払いは審査に通ってから切り替える進め方が無理がないと考えます。
適格請求書(インボイス)の扱い
Amazonのヘルプ「Amazonビジネスの適格請求書の発行について」によると、適格請求書は、注文の発送後に、注文履歴または購買データからダウンロードできます。Amazonビジネスの利用者の適格請求書は、発行日(商品の発送日)から10年間、Amazonに保管されます。
あわせて、次の点も書かれています。
- 請求書払いを使っている場合は、請求書払いの請求書を適格請求書として使える。
- オンラインコード版のソフトウェアなど、課税対象外の商品では、適格請求書を受け取れない。
- 消費税の扱いが適格かどうかを、Amazonは評価できない。分からない場合は税理士に相談するよう案内されている。
登録ページには、適格請求書発行対象の商品を絞り込める、との説明があります。経理で仕入税額控除の確認が必要な会社は、当媒体は、買う前に発行対象の商品かどうかを確かめる手順を決めておくと、確認漏れを防ぎやすいと考えます。インボイス制度の登録については、設立直後の法人のインボイス登録申請の記事で整理しています。
プライムビジネスは別の会員プログラム
プライムビジネスは、Amazonビジネス向けの会員プログラムです。無料で作成できるビジネスアカウントとは別に、プランを選んで登録します。公式ページ(2026年10月11日確認)のプランは次のとおりです。
| プラン | 年会費(税込) | 対象 |
|---|---|---|
| Duo | 無料 | 個人事業主向け。Amazonプライム会員(個人用)が対象 |
| Essentials | 5,900円 | 最大5人のユーザー |
| Small | 13,500円 | 最大20人のユーザー |
| Medium | 37,800円 | 最大200人のユーザー |
| Unlimited | 270,000円 | ユーザー数の制限なし |
同じページは、プライムビジネスの特典として、プライム対象商品のお急ぎ便・当日お急ぎ便の無料利用、購買分析ダッシュボード、購買コントロールなどを挙げています(Duo の特典は配送に関するもの)。申し込む前に、公式ページで最新の年会費を確かめてください。
運営者の視点
当媒体の運営者である Blue Aegis株式会社は、設立準備中の2026年6月に、法人印鑑3本セットをAmazonで購入しました(商品代3,820円)。
当媒体は、会社の買い物用のアカウントは、会社のメールアドレスで新しく作り、個人のアカウントと分けておく方がよいと考えます。理由は2つあります。1つは、Amazonのヘルプが、個人アカウントを移行すると個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示されると書いていることです。あとから人を加える可能性があるなら、最初から分けておく方が整理しやすくなります。もう1つは、適格請求書を注文履歴からダウンロードでき、10年間保管されるとヘルプにあることです。会社の購入を1つのアカウントに集めておけば、書類を探す場所が1つで済むと考えます。
まとめ
- ビジネスアカウントは、企業の種類や規模にかかわらず無料で作成できる。登録情報の確認には、最大3営業日かかる場合がある。
- 個人アカウントを移行すると、個人情報がビジネスアカウントの管理者に表示される。別のメールアドレスで作った場合も、手動でリンクして切り替えられる。
- 請求書払いは手数料無料で、締め日を選べる。利用には審査がある。
- 適格請求書が出るかどうかは出品者による。登録番号をAmazonに提出していない出品者の商品では、支払い明細書が発行される。
- プライムビジネスは別の会員プログラムで、Essentials 以上は年会費がかかる。
消費税の扱いなど個別の判断が必要な場合は、顧問税理士にご相談ください。
一次出典
- Amazon.co.jp(Amazonカスタマーサービス)「ビジネス認証情報を使用してビジネスアカウントを登録する」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201633340 - Amazon.co.jp(Amazonカスタマーサービス)「ビジネスアカウントにEメールアドレスを登録する」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202117400 - Amazon.co.jp(Amazonカスタマーサービス)「Amazonのビジネスアカウントと個人アカウントを切り替える」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=TCthycvaJ6zmE5NlON - Amazon.co.jp(Amazonカスタマーサービス)「Amazonビジネスの適格請求書の発行について」
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=TqfyqCFhWbzAUh2Th5 - Amazonビジネス「選べるお支払い方法」
https://business.amazon.co.jp/ja/solutions/payment-options - Amazonビジネス「プライムビジネス」
https://business.amazon.co.jp/ja/prime-business
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